コレクション: Takeo Ware
毎日使うものだからこそ、
こだわりたい_
♢400年の伝統・武雄焼
武雄のやきもの『武雄焼』は文禄・慶長の役の時、武雄領主に同行した陶工たちによって焼き始められました。現在、市内には90数ヶ所の窯元があり、伝統技法を生かしながら、窯元ごとに個性豊かな、趣向を凝らした作品たちが生み出されています。
土味を生かした茶系統の「陶器」と白く輝く「磁器」とに大別され、『武雄焼』にはその両方があります。
美しく気品に溢れながらも土の温もりを感じることができる陶器、凛としていながらも自然の優しい発色を見せる磁器。
武雄焼は、見る人の心を掴んで離しません。
♢小山路窯
武雄古唐津南部系の小山路窯は桃山時代末期に、武雄藩の御用窯として創業しました。
唐津を基調に「和紙染」という技法で絵付けされており、繊細な濃淡の生み出すやわらかい印象が特徴です。
陶器と磁器の両方を手掛ける珍しい窯元であり、現在は作品ごとに、ガス窯、重油窯、登窯、穴窯の4種の窯を使い分けています。